NEC、心拍データで「感情」可視化 職場での健康管理活用などへの新サービス

NECが提供する「感情分析ソリューション」のアプリ画面。心拍変動データで“喜怒哀楽”を可視化する(同社提供)
NECが提供する「感情分析ソリューション」のアプリ画面。心拍変動データで“喜怒哀楽”を可視化する(同社提供)【拡大】

 NECは11日、リストバンド型のウェアラブル端末で心拍変動データを集め、着用者の“喜怒哀楽”を可視化するサービス「感情分析ソリューション」を提供すると発表した。従業員50人以上の事業所にストレスチェックが義務付けられるなど職場での健康管理の重要性が高まる中、働き方改革に役立つツールとして売り込む。

 同サービスはTDK製の端末(118グラム、約2万7000円)を通じ、着用者が持つスマートフォン経由で心拍データなどを収集。NECが名古屋大と共同開発中の感情認識システムを使って交感神経と副交感神経のバランスを分析し、「興奮・喜び」「憂鬱・疲労」などの感情変化の履歴を可視化する。会話量や皮膚温度なども測定できる。

 提供価格は着用者1人当たり月額1000円(端末代、初期費用除く)で、3年間に90億円の販売を目指す。NECは「車の運転や生産ラインでの事故を防ぐほか、イベント参加者の盛り上がりの『見える化』にも活用してもらえれば」としている。