【Luxeな日本 ~地元発】人気急上昇、茶娘姿で一芯二葉摘み 鈴木春花

茶娘の出で立ちで茶摘み。周囲の緑と着物の色がよく映える
茶娘の出で立ちで茶摘み。周囲の緑と着物の色がよく映える【拡大】

 東京から一番近い日本三大銘茶の産地・狭山で茶摘み体験できる! しかも、あの茶娘姿で。そう聞いて、埼玉県狭山市にある宮野園を訪ねた。

 西武新宿線入曽駅から車で約5分。新芽のある5月から10月までの期間限定・完全予約制で約6年前から始めたところ、最近は国籍、性別、年齢を問わず、希望者が増え、すでに週末は7月までいっぱいだという。

 さて、濃紺の着物に赤いたすき、エプロンという衣装に着替え、最高級の玉露をいただいた後、茶畑へ移動する。茶娘姿の私を脚立の上から写真撮影してくれた。周囲の緑に色鮮やかな衣装が際立ち、SNS(会員制交流サイト)映え間違いなし。通りすがりの人が「何かの撮影?」と立ち止まるが、これも体験サービスの一つだ。

 枝先にある新芽とその下の葉2枚をプチプチと手摘みする新茶ならではの「一芯二葉(いっしんによう)摘み」で約30分。籠がいっぱいになると、次は手作り狭山茶のレクチャーを受ける。

 電子レンジを使った手もみ茶の作り方を学び、新茶とまぜた塩で自分で摘んだ茶の天ぷらを食する。茶葉の香り、甘みと渋みをしっかり味わう。茶摘み体験1000円、衣装500円。心も体もうれしくなる一日。帰りには、やっぱり、あの歌、「茶摘」を口ずさんでいたような。

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 【luxe(リュクス)】 フランス語で元の意味は「贅沢」。最近は優雅で上品でありながら、洗練された贅沢なもの・ことなどの意味で使われる。

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【プロフィル】鈴木春花

 すずき・はるか テレビ山梨出身。テレビ・ラジオ出演、講演会、司会などで活動する一方、狭山茶の産地・埼玉県所沢市出身の縁で日本茶アンバサダーとしてエッセー連載中。

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