W杯、スパイク商戦でメーカーも激突 日本の技術力、サッカーでアピール (1/2ページ)

国際親善試合の日本代表対スイス代表戦でゴールを狙う、本田圭佑選手=8日、スイス・ルガノ
国際親善試合の日本代表対スイス代表戦でゴールを狙う、本田圭佑選手=8日、スイス・ルガノ【拡大】

  • 本田選手が着用するミズノの「レビュラツー」。血管のようなクッションを組み込んだ日の丸レッドが特徴だ=8日、東京都千代田区
  • 日本代表23人のスパイク

 14日に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会では、選手の“足元”でも熱い戦いが繰り広げられる。スパイクは着用選手の活躍次第で商機が広がる。過去には無回転シュートを決めた本田圭佑選手が使うミズノのモデルが目標の3倍を売り上げる大ヒットとなった。今大会の日本代表では国内メーカーのスパイクを着用する選手が増え、日本の技術力を世界にアピールする好機になるとの期待も高まる。

 靴紐なしで一体感

 日本代表の契約選手数で高いシェアを誇るのが独アディダスと米ナイキだ。世界の有力選手のスパイクも手掛ける両社は、ここ数年、画期的なスパイクで市場を席巻している。

 エースナンバーを背負う香川真司選手らが履く予定のアディダス「X(エックス)18」は、足とスパイクの一体感を高めるため、靴紐を省いた驚きのモデルだ。靴下が透けるほどの極薄素材を使い無駄をそぎ落とし、片足200グラムを切る軽量化を実現。「蛍光色と鮮やかなブルーで目立つよう仕立てた」(担当者)自信作だ。

 ナイキが投入するのは、くるぶしまで包む靴下のような独特な形状をした「マーキュリアル スーパーフライ6」だ。ポリエステルの糸で編み上げる独自技術で、表面に段差や縫い目をなくした。それにより、雨天時にもボールコントロールをしやすくなるという。

 ミズノやアシックスといった日本メーカーも個性では負けていない。

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