「ニチコン」が破産手続き開始

 「ニチコン」ブランドを展開するコンタクトレンズメーカーの日本コンタクトレンズ(名古屋市)が、名古屋地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが12日、分かった。決定は5月30日付。従業員は解雇した。

 帝国データバンクや破産管財人によると、日本コンタクトレンズは2016年11月に同地裁に民事再生法の適用を申請。18年3月に再生計画の認可を受けたが、内定していたスポンサー企業の支援を受けられなくなり、民事再生手続きの廃止を申し出ていた。再生法申請時点の負債は子会社1社と合わせて約18億9000万円だった。

 同社はハードレンズを中心に展開し、日本のコンタクトレンズ市場を開拓したが、使い捨てソフトレンズの普及が響き業績が悪化していた。