マツダなど天ぷら油から自動車燃料

 広島県や広島市、広島大、マツダなどで構成する「ひろしま自動車産学官連携推進会議」は13日、バイオベンチャーのユーグレナ(東京)と連携し、使用済みの天ぷら油やミドリムシを原料に次世代のバイオディーゼル燃料を製造する取り組みを始めると発表した。化石燃料に代わる自動車燃料として2020年をめどに実用化を目指す。県内の家庭や事業所から回収した天ぷら油などを、横浜市にあるユーグレナのプラントに供給し、バイオ燃料を製造。まず公用車で実証実験を行い、将来的に一般車両にも広げたい考えだ。