富士ゼロックス 経営効率化 新潟の工場 来年3月閉鎖

 事務機大手の富士ゼロックスは13日、新潟県柏崎市の工場を2019年3月末で閉鎖すると明らかにした。親会社の富士フイルムホールディングス(HD)が主導する構造改革の一環で、工場を集約して経営効率化を図る。

 閉鎖するのは富士ゼロックス子会社の「富士ゼロックスマニュファクチュアリング」(神奈川県海老名市)の工場で、業務用の大型印刷機などを生産している。閉鎖後は海老名市の開発拠点に生産を移し、正社員約260人は異動させる。非正規の従業員約160人は、19年3月末までに契約を打ち切る。

 事務機事業はペーパーレス化の進展で市場環境が厳しさを増している。

 富士フイルムHDは富士ゼロックスについて国内外で約1万人の従業員を削減するなどの構造改革を実施すると表明。世界規模の合理化を目指して富士フイルムHDが打ち出した米ゼロックスの買収は、米ゼロックスの大株主の反対に遭い、暗礁に乗り上げている。