目立ちにくいデザイン、クリアな音質 進化する補聴器、需要の掘り起こしへ (2/3ページ)

リオンの補聴器はカラーバリエーションが豊富で、好みの色を選べる(須谷友郁撮影)
リオンの補聴器はカラーバリエーションが豊富で、好みの色を選べる(須谷友郁撮影)【拡大】

 電池交換が楽に

 国内最大手のリオンが販売する「リオネットシリーズ マキシエンスV」(両耳で44万2千円~)はデザインと操作のしやすさを両立させたのが特徴。補聴器をつけた状態でもボタン操作しやすいように本体に突起を設け、指先の感覚だけでボタンの位置が分かる。

 補聴器の電池は小さいため、プラスとマイナスが判別しにくい。リオネットシリーズではプラス、マイナスどちらの向きに入れても作動するようにし、交換時の煩わしさを減らした。リオン医療機器事業部で西日本営業所長の大西周二氏は「老眼で手元が見えづらい高齢者も、スムーズに電池交換ができる」と話す。

 フィット感の高いデザインを採用、長時間使えるようにしたほか、視覚的に小さく見える効果があるとされる2トーンの配色にして「目立ちにくい補聴器がほしい」との声に応えた。カラーは9色から選べる。

 一方、同社の「スプラッシュ」(両耳で24万8千円~)は高い防水性能を備えており、補聴器をつけたままで入浴や水泳、激しいスポーツなどを楽しめる。

声の違和感を解消