JXTG系の大阪製油所は運転停止し設備点検 製品出荷も停止中

 石油元売り最大手のJXTGホールディングスによると、午前9時現在、傘下のJXTGエネルギーと中国企業が出資する大阪国際石油精製(大阪府高石市)の大阪製油所は運転を停止し、製造設備の被害の有無を点検している。製品出荷も停止しているという。

 また、JXTGエネルギーの堺製油所(堺市西区)は操業を継続している。地震発生後に一時製品出荷を停止したが、再開した。

 コスモエネルギーホールディングスによると、コスモ石油の堺製油所(同)はトッパーと呼ばれる常圧蒸留装置は動いているが、一部装置は安全を確認している。製品出荷は一時、停止していたが、再開した。