新日鉄住金が成形性の高い超ハイテン開発、日産がSUVに採用

 新日鉄住金は18日、強度と成型性を兼ね備えた「超ハイテン」と呼ぶ自動車用の高張力鋼板を開発したと発表した。熱処理の方法などを工夫し、強度が高まると部品製造時にプレス成型などがしにくくなる弱点を克服。形状が複雑な部品に採用範囲が広がり、車体の一層の軽量化が可能になる。