ソニー前社長の平井氏、退職金+好業績で報酬20億円 開示制度の開始以降、ソニー最高額

aiboを紹介するソニーの平井一夫社長=1日、東京都港区(宮川浩和撮影)
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 ソニーは19日、2018年3月期の有価証券報告書で、4月に社長を退任した平井一夫会長の役員報酬が20億7300万円だったと開示した。退職金11億8200万円や好業績が報酬を押し上げた。開示制度が始まった10年3月期以降、ソニーでの最高額となる。4月に就任した吉田憲一郎社長は4億3800万円だった。

 ソニーは同日、株主総会を開き、13人の取締役選任など会社提案の議案が承認された。

 吉田社長は株主総会で「持続的に高い収益を上げる企業を目指す」と説明した。ソニーは18年3月期連結決算で本業のもうけを示す営業利益が20年ぶりに最高益を更新した。株主からは好決算と増配を評価する発言が相次いだ。

 ただ赤字が続くスマートフォン事業については株主から「中国や台湾の携帯電話に比べ時流に乗っていない」と厳しい指摘があり、担当役員が「商品力の向上は喫緊の課題だ」と弁明に追われる場面もあった。

 株主総会は1時間35分で終了。出席株主数は昨年よりも約350人少ない1651人だった。

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