新薬開発のコスト減図れるAI技術

 AI(人工知能)ベンチャーのエクサウィザーズ(東京都港区)は、京都大学大学院医学研究科奥野研究室、理化学研究所と共同で、製薬の原料となる低分子化合物の性質を学習・予測する人工知能(AI)技術を開発した。新薬の開発には多くの低分子化合物を使ったり、配合比率を変えたりしながら進められるが、多くの手間とコストがかかるのが課題だった。この技術を活用すれば、新薬開発の期間短縮と費用削減につながる。