ASIMO後継 ホンダが開発へ

ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」
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 ホンダは28日、人型ロボット「ASIMO(アシモ)」の後継機の開発を進めていると明らかにした。名称を引き継ぐかは未定。ホンダはロボットの開発体制を強化しており、介護などより実用的なタイプが候補になっているという。

 同社関係者は「アシモという名前は変わるかもしれないが、アシモで培った技術を生かし、人型ロボットの開発を続ける。また、アシモを使ったデモンストレーションなどの活動もこれまで通り実施する」と話した。

 ホンダは二足歩行するアシモの技術を応用し、脚力が低下した人の歩行を助ける装置などをすでに展開。センサーなどによる制御技術は、四輪車の自動運転技術にも生かされている。

 ホンダの研究開発子会社、本田技術研究所(埼玉県和光市)は昨年4月、新組織「R&DセンターX(エックス)」を設け、ロボット技術の開発を強化している。今年1月の米家電見本市では、人の感情を認識して表情や音、動きでコミュニケーションするロボットの試作機を公開していた。

 アシモは2000年に登場し、親しみやすい外観や動きで人気となった。11年に最新モデルが出て以降、改良は行われていなかった。市販はされていない。