住生、金曜日は“脱スーツ” 働き方改革、柔軟な発想引き出す

 住友生命保険は7月27日から、毎週金曜日にスーツ以外の服装で出勤するよう社員に推奨する「カジュアルフライデー」を導入する。働き方改革の一環で、柔軟な発想を引き出すことで生産性の向上を図る。“お堅い”イメージがある金融機関が社を挙げて推進するのは珍しいという。

 営業職を含め全社員約4万人が対象。「ビジネスカジュアル」を想定しており、脱スーツの奨励策として社員向けに百貨店の担当者らを招き販売会を実施する予定。Tシャツ、ジーンズといったラフ過ぎる格好は禁止で、商談がある場合などはスーツも可能にする。

 同社では夏のクールビズ期間でもスーツ用スラックス着用が「暗黙の了解」(広報)だった。そのため社内では「どんな服装ならいいか分からない」「顧客に不信感を与えかねない」など困惑の声もある。社員には研修会などで取り組みへの理解と参加を呼びかけている。

 一部生保では過去にビジネスカジュアルを容認する動きがあったが、所属長の許可が必要になるなど浸透は限定的だった。