【クラウドWatch】デル、スモールビジネスを調査

 ■IT担当92%が主業務と兼任

 デル(川崎市幸区)は、全国のスモールビジネスのIT担当者を対象に実施した意識調査の結果を発表した。スモールビジネスのIT担当者の多くは兼任で、IT管理業務に割く時間とIT関連知識が限られているといった実態に加え、業務用パソコンの導入や運用において直面する課題が明らかになった。

 調査は、4月20~23日にインターネットで実施した。全国のスモールビジネス(従業員1~99人)において、正社員として業務用パソコンならびにIT関連機器の購入・選定に関わっている20~50代の男女745人が対象。

 スモールビジネスのIT担当者の92.8%は主業務との兼任となっており、半数以上のIT担当者は専任が必要と感じていると回答した。スモールビジネスで業務を兼任しているIT担当者の53.7%が、IT業務に勤務時間の1割しか割くことができないと答えた。また、スモールビジネスにおいて、ITに関する知識レベルが「十分にある」と答えた担当者は7.2%にとどまっている。

 パソコンの選定時に困ることについては、「値段の相応性」「アフターサポートの優劣が不明なこと」といった回答が多く、選定の決め手となる情報源としては、「メーカーのホームページ」や「比較サイト」のほか、「業者の電話や提案」「友人や詳しい人の話」も上位に挙げられている。

 業務用パソコンを選定するときに重視することとしては、価格と性能、保守サポートが整っていることが上位になっており、選定にかける時間は1~2カ月程度が最多だ。業務用パソコンの初期設定は、50%以上が社内のIT担当者が担当すると回答している。

 デルでは、2017年12月にスモールビジネスによるIT導入を支援するスモールビジネスアドバイザーの強化を発表した。今回のIT担当者の意識調査を踏まえ、製品販売にとどまらず、顧客のIT環境に関するさまざまな悩みや相談に対して適切なアドバイスを無償で提供し、顧客のビジネス拡大を全面的かつ継続的に支援するとしている。(インプレスウオッチ)