「さらば、どんぶり勘定」クラウド会計のfreee 予算・管理機能を追加

新サービスについて説明するfreeeの佐々木大輔社長=2日、東京都品川区(松村信仁撮影)
新サービスについて説明するfreeeの佐々木大輔社長=2日、東京都品川区(松村信仁撮影)【拡大】

 フィンテックベンチャーのfreee(フリー、東京都品川区)は2日、同社のクラウド会計サービスの法人向けプランに「予算・実績管理」機能を同日から追加したと発表した。経理業務のさらなる自動化が進み、経営状況の可視化により、迅速な経営の意志決定を後押しする。

 勘定項目ごとに前年対比や構成比を確認しながら、月次べースでの予算作成がクラウド上でできる。また日々の入出金の動きに反映された実績が財務諸表とグラフでリアルタイムに反映。年間の収支目標に対する現状の把握をしやすくした。

 また今秋には、freee上のデータを米マイクロソフトの表計算ソフト「エクセル」上の任意セルに自動連携し、エクセル上での予算管理もしやすくする。さらに将来的には、会計データを活用して資金繰りを自動で予測する機能の追加も検討する。

 従業員が数十人規模の中小企業では業容の拡大などの対応に追われる一方で、専任の経理担当者がいないため、経営状況の可視化が不十分でいわゆる「どんぶり勘定」になっているケースも多い。

 同日、同社で会見した佐々木大輔社長は「この人たちがいないと日本を支えられないという中小企業を新サービスで応援していきたい」と語った。