テレビショッピングも4Kで 12月からQVCジャパン 「返品減る」と期待 (2/2ページ)

4Kカメラで撮影した映像(左)と、現行カメラで撮影した映像(右)=千葉市美浜区、QVCジャパン(三宅令撮影)
4Kカメラで撮影した映像(左)と、現行カメラで撮影した映像(右)=千葉市美浜区、QVCジャパン(三宅令撮影)【拡大】

 4Kは画素数がフルハイビジョンの4倍。色域の再現率も74%だった従来のテレビから99%に広がり、カメラ映像を画面で比較すると、より現実に近い表現が可能となった。例えばバッグの素材で、微妙な質感の差異がある牛革と羊革、リザード革とクロコダイル革の違いなども、従来より映像で伝えやすくなる。

 内田社長は「より正確な商品ビジュアルをお届けすることができる」と胸を張る。「実物より魅力的に見えるわけではない」ので直接、購買率の向上につながりはしないが、「より実物に近い見え方になり、『商品がイメージと違った』という返品は減るだろう」とし、「リピート率が上がってくるチャンスも増える」と期待する。

 高精細な4Kならではの見せ方も研究中だといい、「放送開始までに(画像の)焦点の合わせ方など、よく見えるようにするための訓練を進めていく」と話した。

 同社は日本で4K放送のノウハウを積み、今後、欧米での4K放送導入などに生かしたい考えだ。