「ネット上で携帯契約完結」 NTT社長が検討

インタビューに答えるNTTの澤田純社長=東京都千代田区大手町
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 NTTの澤田純社長は4日までにフジサンケイビジネスアイの取材に応じ、中古品も含めた携帯電話の販売と回線契約をインターネット上で完結できるよう検討する考えを明らかにした。海外では、大手携帯電話事業者が中古品のネット販売を行っており、「本人確認やトラブル対応をうまくクリアできるならそうすべきだ」と話した。

 中古端末流通の活性化に向けては、自社回線以外で端末を使えなくする「SIMロック」解除までの期間の短縮も「あり得る」と述べた。

 SIMロックは、現在端末の購入後は原則、100日間解除できないが、公正取引委員会は、SIMロックについて、中古端末流通の妨げになるなどとして、独占禁止法上問題がある恐れがあると指摘している。

 澤田社長は「キャッシュバックをつけてまで端末を売る商売はおかしい。中古市場にも賛成だ」と、通信料金の値下げや独自の端末などのサービス競争で差別化を図る考えを示した。

 2020年度の実用化を目指す第5世代(5G)移動通信方式の実用化については、来年度1年間、設備投資などを確実に進めるとした上で「顔認証などの映像を識別するビジネスが、(5Gの特徴の)大容量伝送に効果的だ」と述べ、パートナー企業との活用に注力するとした。