燃料電池車、商用に活路 トヨタ、小型トラックやバスに展開 (2/2ページ)

 トヨタはセブン-イレブン・ジャパンと組み、来年春から燃料電池トラックで総菜や飲料をコンビニに届ける。まずは2台で始め、乗り心地などを検証した上で導入を広げる方針だ。トヨタ幹部は「全国で2万店舗を展開するセブンで使ってもらえればFCVの可能性が広がる」と期待する。

 3月からは新型の燃料電池バスを売り始めた。東京五輪に向け東京都やバス会社が100台以上を導入する予定。グループの豊田自動織機は燃料電池で動くフォークリフトを16年から販売している。

 ホンダも「燃料電池のトラックやバスを自前で開発することはないが、他社に技術的な支援をすることはあり得る」(幹部)と話し、商用車への応用に含みを持たせる。次世代環境車で電気自動車が存在感を増す中、FCV普及に向けた地道な取り組みが続きそうだ。