国内で稼働する初のLNG供給船、川崎重工に発注

 川崎汽船、中部電力、豊田通商、日本郵船が出資するセントラルLNGシッピングは6日、液化天然ガス(LNG)燃料を船舶に供給するためのLNG燃料供給船を川崎重工業に発注し、建造する契約を結んだと発表した。国内で稼働する初のLNG供給船になる。

 環境規制が先行して導入された欧州などではLNG燃料船が増え、海のスタンド事業ともいえるLNG供給サービスが始まっているが、4社が手がけるLNG燃料供給事業は、桟橋などに係留中のLNG燃料船に燃料供給船が横付けする形での燃料供給事業の初の事業化になる。

 国際海事機関(IMO)が2020年から日本周辺も含めた一般海域の硫黄酸化物(SOx)排出規制を強化するのを機に日本でもLNG燃料船が増える見通し。同事業は国土交通省も支援し、6月にLNGバンカリング拠点形成事業に採択され、LNG燃料供給船などの設備費用を最大3分の1補助する。