キリンHDが米サプリ会社に三井物産と共同で出資

 キリンホールディングス(HD)と三井物産は9日、米サプリメント会社のソーンリサーチに、共同で出資すると発表した。キリンが手がけている「プラズマ乳酸菌」などをソーン社のサプリを通じて、米国で展開する方針だ。

 今回、ソーン社の持ち株会社による第三者割当増資をキリンHDと三井物産が引き受ける。これにより、両社ががそれぞれ発行済み株式の40%を保有することになる。各社の投資額は50億円強で、増資終了は10月の予定。

 ソーン社は高性能サプリの製造・販売会社で、医療従事者を通じて提供している。さらに、家庭用キットを利用した検査サービスも手がけ、個人に適したサプリによる栄養提供の「個別化栄養」分野でも仕組み作りを進めている。

 キリンHDでは、免疫の根本を強くし、風邪・インフルエンザ様症状・発症リスクを低減するなどの働きを持つプラズマ乳酸菌の国内事業の強化に加え、海外展開を目指している。ソーン社を通じて、早期に米国での販売につなげたい考えだ。