速度向上試験を実施へ 北海道新幹線青函トンネル

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は11日、北海道新幹線の青函トンネル内での最高速度を、現在の時速140キロから最大210キロまで上げる走行試験を、9月2~19日に実施すると発表した。JR北海道は本年度末に160キロへの引き上げを目指しており、実現すれば東京-新函館北斗の所要時間は約3分短縮され、3時間59分になる見込み。

 青函トンネルを含む約82キロ区間は、在来線の貨物列車と線路を共用しており、すれ違う際の風圧で貨物列車が荷崩れを起こさないよう、新幹線の最高速度を140キロに抑えている。

 試験では営業時間外に列車を走らせ、160キロで貨物列車とすれ違う際の安全性を検証。平成32年度までに繁忙期に限り実現を目指す、下り線での210キロ走行も試す。