脱炭素社会実現へ「JCI」設立 日立、味の素など100社・自治体で温暖化対策 (2/2ページ)

「気候変動イニシアティブ」の設立会見であいさつする末吉竹二郎・国連環境計画特別顧問(右端)=6日、東京都内
「気候変動イニシアティブ」の設立会見であいさつする末吉竹二郎・国連環境計画特別顧問(右端)=6日、東京都内【拡大】

 発起人となる国連環境計画・金融イニシアティブの末吉竹二郎特別顧問は、「脱炭素社会という世界のトレンドに日本が乗り遅れてはならない。地球温暖化対策は、非国家的主体(ノンステートアクター)も含めた総力戦で取り組むべきで、より多くの企業に参加してほしい」と呼びかけた。

 また、小田原箱根商工会議所で会頭を務める、鈴廣かまぼこ(神奈川県小田原市)の鈴木悌介副社長は、「JCIのような組織に参加することで、さまざまな先進的な事例、そして世界の潮流を知ることが、経営に環境を意識するきっかけにつながる」とメリットを強調した。

 JCI設立時の参加メンバーには、日立製作所や味の素、大和ハウス工業、中外製薬、NEC、パナソニックなどの大手企業が名前を連ねている。今後活動を本格化させていくには、日本の企業数の99%を占める中小企業が積極的に参加することが期待されている。