ミズノ、女性のニーズキャッチ 大阪・キタの新旗艦店が話題集める

仮想現実(VR)技術を使ったバッティングシミュレーションゲーム=大阪市北区のミズノオオサカ茶屋町
仮想現実(VR)技術を使ったバッティングシミュレーションゲーム=大阪市北区のミズノオオサカ茶屋町【拡大】

 スポーツ用品メーカーのミズノ(本社大阪市)が、4月に同市北区茶屋町に開いた大型店「ミズノオオサカ茶屋町」が話題を集めている。競技者向けのイメージが強かった同社だが、仮想現実(VR)技術などを使った「体験」に力を入れたり、女性向けイベントを開催したりすることで、新しい市場を開拓しようとしている。

 同店は、世界にブランドの魅力を発信するために新設した「グローバルシップストア」。1~7階に延べ2700平方メートルの売り場を展開している。1階のフロアにはこれまでにない、ファッション性を重視した商品が充実。最上階にはホールを設置し、数十人規模のイベント開催が可能だ。

 これまで、東京や大阪・淀屋橋に旗艦店を展開してきたが、若者に認知されていないことが課題だったことから、若者が集まる茶屋町に着目した。リテイル営業部の田代茂さんは「ミズノは競技者用製品のイメージが強く、女性客への苦手意識があった」という。女性向けのヨガ教室や親子向けイベントを開催し、競技者に限らないサービス提供に力を入れている。

 田代さんは、「競技者以外の人にもスポーツの楽しさを知ってもらうことで、ミズノの魅力を国内外の幅広い層に認知してもらいたい」と話している。(木本洸介)