ミューチュアル・エイド・セオリーが物流会社設立 災害発生時の物資輸送に強み (1/2ページ)

被災後3日分の支援物資が入ったG72BOX。全日本冠婚葬祭互助協会が既に購入した(提供写真)
被災後3日分の支援物資が入ったG72BOX。全日本冠婚葬祭互助協会が既に購入した(提供写真)【拡大】

 ■被災後3日分の支援物資届ける

 首都直下型地震や南海トラフ地震、台風・豪雨など大災害発生時に仕分けを必要としないワンパッケージの支援物資を近隣の備蓄倉庫から被災者に届ける「Guardian(ガーディアン)72災害支援プロジェクト」を展開するミューチュアル・エイド・セオリー(東京都千代田区)は、物流専門の関連会社、ガーディアン72(同)を9月に設立する。新会社には災害派遣経験を有する自衛官OBを採用し、豊富なノウハウを同プロジェクトの運用に生かしていく。

 同プロジェクトでは大災害発生後、避難所などで過ごす際に必要となる3日(72時間)分の支援物資を詰め込んだ「G72BOX」を被災者に届ける。物資は飲食品や衣類のほか、水の要らないシャンプー、簡易トイレ15回分、おむつ、生理用品、ブランケットなど46アイテム。各ボックスにはシリアルナンバーが記載され、番号を伝えると被災後1年間、無料の法律相談やオンライン医療相談が受けられる。

 販売先は自治体や企業など。価格は、庁舎内や社内など購入団体がボックスを保管し、帰宅困難者向けに配る「首都直下型対応」が1箱1万8000円、災害発生後に配送する「G72備蓄倉庫対応」が同2万円(いずれも税別)。

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