ミューチュアル・エイド・セオリーが物流会社設立 災害発生時の物資輸送に強み (2/2ページ)

被災後3日分の支援物資が入ったG72BOX。全日本冠婚葬祭互助協会が既に購入した(提供写真)
被災後3日分の支援物資が入ったG72BOX。全日本冠婚葬祭互助協会が既に購入した(提供写真)【拡大】

 既に、冠婚葬祭を目的とした互助会の業界団体、全日本冠婚葬祭互助協会(東京都港区)が首都直下型対応とG72備蓄倉庫対応を購入した。

 新設されるガーディアン72は、G72備蓄倉庫対応の物流を担う。自社や提携相手の倉庫会社の倉庫に備蓄されたボックスを迅速・確実に避難者らに届けることを使命とする。

 ミューチュアル・エイド・セオリーの有馬朱美社長は「これまで東日本大震災など災害時に避難所の実態を見てきて、災害発生3日分の支援物資の重要性を強く感じた。2020年の東京五輪までに、日本の人口の約1割に当たる1200万箱を販売したい」と話している。