三菱電機、欧州で空港用の風速観測装置初受注 海外展開強化へ

三菱電機がフランス気象局から受注した風速や風向きを測定する装置「空港気象ドップラーライダー」
三菱電機がフランス気象局から受注した風速や風向きを測定する装置「空港気象ドップラーライダー」【拡大】

 三菱電機は12日、空港に設置し、風速や風向きを測定する装置「空港気象ドップラーライダー」をフランス気象局から受注したと発表した。欧州で受注したのは初めて。受注額は数億円とみられる。同社は海外での展開を強化することで、こうした気象観測装置の事業で2020年度に25億円の売上高を目指す考えだ。

 受注したのは、乱気流による航空機事故を防ぐため、レーザー光を放って空港周辺の風を観測する装置。電波を用いる従来方式と違い、晴天時でも風速や風向きを測定できるのが特徴という。フランス気象局はこの装置を、ニースのコート・ダジュール国際空港に設置する計画だ。

 三菱電機は15年以降、羽田空港や成田空港、香港国際空港などに同観測装置を計5台を納入した。18年度も中国・北京に建設中の新空港などに納める予定という。