通販ケフィアに不可解な動き…高金利で調達、資産売却 相談急増で被害弁護団結成 (3/5ページ)

 カーナビも役立たない辺鄙な山奥や町外れだが、いずれも「太陽光パネルの森」と「再生可能エネルギー発電事業の認定発電設備」の看板が掲げられている。外側から見る限り、太陽光パネルの状態は良好だった。

◆maneoから金利15%など多額の資金を調達

 ケフィアの太陽光発電所の土地は、ケフィアグループが所有するものと、地主から土地を借りて賃借権を持つ2パターンがある。

 ケフィアグループが所有する不動産登記を6月に閲覧した。その土地にはソーシャルレンディング大手のmaneoが2017年7月以降、グループで太陽光発電所の運営などを手掛ける「かぶちゃんメガソーラー」を債務者とした計20億円を超える担保を設定。一部は年利15%の高利の抵当権も設定されていた。

 maneoグループは、一般投資家から資金を集め、企業に貸し付けるソーシャルレンディング会社。maneoはケフィアへの貸付条件について、「個別企業の条件などは非公開」と詳細を明らかにしていない。

 今年3月末、maneoが不動産に設定した担保はすべて抹消された。だが、かぶちゃんメガソーラーに設定された動産譲渡登記は、現在も抹消されていない。

◆発電所の不動産や賃借権を売却、譲渡

 ケフィアは、maneoの担保が抹消されると、太陽光発電所の不動産や賃借権を他社に売却、譲渡している。

 ケフィアが一部土地の所有権を売却したのは担保抹消日と同日の3月30日。売却先は、かぶちゃんフーコ合同会社(東京都千代田区)だ。

パネルオーナー「何も聞いていない」