人気のスティック式掃除機 日米欧のシェア争いが激化 (1/2ページ)

アイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナー」の高機能タイプ
アイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナー」の高機能タイプ【拡大】

 掃除機市場で、縦型のスティック式の存在感が高まっている。充電式で使い勝手がいい上、吸引力が高まりメーン機として使える機種が増えたためだ。英ダイソン製が人気を集め、日本メーカーも開発を強化。米家電のシャークニンジャも今夏参入し、日米欧でシェア争いが激化しそうだ。

 シャークニンジャは掃除機ブランド「シャーク」を掲げ、テレビ通販や他社製品との比較CMで認知度を上げて2008年以降、北米で5000万台以上を売り上げた。日本向けの「エヴォフレックス」は北米向け製品より軽く小型化。腕のように曲がり、狭い部分に吸引部分が届くのも特徴だ。

 日本市場でスティック式を11年に発売し、火付け役となったのが吸引力重視のダイソンだ。最新の「サイクロンV10」シリーズはコードレスで最長1時間の運転を実現し、コード付きは新規開発を取りやめる。

 GfKジャパンの調べでは、17年のスティック式の販売台数シェアは38%。ホースで本体を引っ張る従来のキャニスター式の41%に迫る。家電コーディネーターの戸井田園子氏は「日本にはほうきでさっと汚れを取る習慣があり、手軽さが受け入れられた」と話す。

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