バイオインダストリー大賞に富山県薬事総合研究開発センターの高津所長

 バイオインダストリー協会は18日、第2回バイオインダストリー大賞を富山県薬事総合研究開発センターの高津聖志所長に授与することを決めた。受賞業績は「インターロイキン-5(IL-5)/IL-5受容体の発見と喘息(ぜんそく)に対する抗体医薬品の創出」で、新たな喘息治療のための抗体医薬品開発を主導したことが評価された。高津所長には副賞300万円が贈られる。バイオインダストリー奨励賞には京都大学大学院農学研究科の岸野重信助教ら10人が選ばれた。