トヨタ、20年度にも静岡・東富士工場の生産終了 東富士総合センターは存続

 トヨタ自動車子会社のトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が、東富士工場(静岡県裾野市)の生産を2020年度にも終了することが20日、分かった。宮城県と岩手県の2工場に生産の大半を集約する。トヨタが国内で乗用車の工場を再編するのは11年以来。従業員約1100人は今秋以降、東北に異動する。

 トヨタ自動車東日本が手掛ける小型車は競争が激しく、生産効率を高める狙い。東富士工場で製造している小型車「ポルテ」や「ジャパンタクシー」を宮城大衡工場(大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)に移す方向。高級車「センチュリー」は愛知県などに移管を検討する。東富士工場の年間生産は5万台規模とみられる。

 トヨタ自動車東日本は「年間計画台数を東北の2工場で製造できるレベルにまで生産性向上が進んできた」としている。東富士工場の活用策は今後検討する。近隣で開発を担う東富士総合センターは存続する。