国内新車販売、7月3.3%増 3カ月ぶりに前年上回る

 7月の国内新車販売台数は、前年同月比3.3%増の44万1534台となり、3カ月ぶりに前年実績を上回った。軽自動車が7.1%増の15万9658台と大きく伸びた上に、軽以外の自動車(登録車)も1.2%増の28万1876台と堅調。車の登録手続きができる平日が1日多かったことも影響した。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日、発表した。

 登録車では、トヨタ自動車が高級セダン「クラウン」の新型車などの好調を受け、3.6%プラスの13万4768台。スポーツ用多目的車(SUV)「エクリプス クロス」が人気の三菱自動車は25.1%増え、トヨタの高級車ブランド「レクサス」も大幅に伸びた。

 一方、西日本豪雨の影響で工場の操業が一時止まったマツダは14.3%減と落ち込んだ。

 軽は、ホンダが商用軽バン「N-VAN」の発売などにより31.3%増と伸ばし、3万144台。スズキは7.4%増の4万9269台だった。