ロボティクス技術の開発と普及活動を手掛ける、i-RooBO(アイローボ)ネットワークフォーラム(大阪市住之江区)は、大阪南港の商業施設、アジア太平洋トレードセンター(ATC、同区)に、体験型イノベーション拠点「オープンテクノロジーセンターRobo&Peace(ロボアンドピース)」を開設した。
展示面積は約375平方メートルで、ロボットや教育系アプリなどの最新製品が並び、来場者が自由に触ることができる。一方、出展する企業にとっては、製品の使い勝手などを評価する場になる。
ロボットの開発メーカーにとって、開発の初期段階で使い勝手などを評価できる場所がこれまでほとんどなく、貴重な場となりそうだ。
同施設は、大阪市のイノベーション拠点立地促進助成制度を活用して造られた。オープンを記念して、31日午後2時から、「ICT教育による今後の日本教育の課題と可能性」と題したシンポジウムも開く。