JERA、米火力に参画 56万キロワットの発電権益取得 米のノウハウ日本へ

 東京電力ホールディングスと中部電力が共同出資する火力発電会社「JERA(ジェラ)」は10日、米国北東部にある3カ所の天然ガス火力発電事業に参画したと発表した。発電所を運営する米国の電力会社に出資し、出力計約56万キロワットの権益を取得した。

 投資額は明らかにしていない。発電所はペンシルベニア州に1カ所、マサチューセッツ州に2カ所。米電力会社にジェラの役員や社員数名を派遣する。自由化が進んでいる米国の電力市場でノウハウを得て、日本の事業に還元したい考え。

 ジェラは北米の発電事業について、2030年に出力計500万キロワットまで伸ばす目標を立てており、今回の権益取得で参画した発電所は18カ所、出力計354万キロワットとなった。