警備・清掃・運搬にAI活用、実用化へ 三菱地所がロボ運営管理、全国の物件で順次実用化 (1/2ページ)

弁当を詰め込んで配送スタッフを追従する搬送ロボット=5日、横浜市西区
弁当を詰め込んで配送スタッフを追従する搬送ロボット=5日、横浜市西区【拡大】

 三菱地所は5日、横浜ランドマークタワー(横浜市西区)で、ロボットによる運営管理の実証実験を報道陣に公開した。人工知能(AI)などを搭載した計4台の警備・清掃・運搬ロボットを活用。16日にかけて検証を進めていく。2020年東京五輪・パラリンピックを控え、実験の対象となる3つの領域は人材不足が深刻化しているため、今回の実験を通じ本格的な実用化に向けた管理ノウハウを蓄積。オフィスビルや空港、商業施設など同社が所有・管理する全国の物件で、順次実用化する考えだ。

 警備ロボットはオフィスフロアや商業ゾーンを巡回する。3Dレーザーのセンサーを活用した自律走行が可能で、3次元空間を認識して自ら立体地図を作成。巡回を行う度に正常な状態との差から環境の変化を自動的に検出し、異常を発見する。

 運搬ロボットは、テナントに弁当を配送するサービスで活用する。ロボットには赤外線センサーが搭載され、障害物を検知しながら先導者を追従する。同タワーでは飲食店の弁当をテナントの従業員に配布するサービスを提供しているが、その作業に活用する。台車では1回当たり25~30個の弁当を運ぶが、40~50個の運搬が可能で、作業効率は大幅に高まるという。清掃ロボットは無人で広範囲な対応が可能だ。

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