日産、大坂選手をブランド大使に 次世代車市場の勝ち残り目指す

日産の「ブランドアンバサダー」に就任し、星野朝子専務執行役員とラリーをする大坂なおみ選手=13日午前、横浜市西区の日産本社
日産の「ブランドアンバサダー」に就任し、星野朝子専務執行役員とラリーをする大坂なおみ選手=13日午前、横浜市西区の日産本社【拡大】

 日産自動車は13日、女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手を、企業ブランドの広告塔「ブランドアンバサダー」に起用したと発表した。日産は世界の頂点を目指し挑戦を続ける大坂選手を通じて、電気自動車(EV)や自動運転車など次世代車市場の国際競争で勝ち残りを目指す姿勢を訴求する。

 大坂選手はCMなどに登場し日産車の魅力を消費者に伝える役割を担う予定。横浜市内で開いた就任発表会で日産の星野朝子専務執行役員は「世界を変える『ゲームチェンジャー』という共通点がある。ともに邁進したい」と強調。大坂選手も、力強いプレースタイルと真逆の柔らかな表情で「父が日産車を運転していたので(ブランドアンバサダーに就任でき)うれしい。ランクを上げてゲームチェンジャーになりたい」と述べた。