「何千ものクジラ守った」IWC主催国ブラジル

 国際捕鯨委員会(IWC)総会が14日、商業捕鯨の一部再開を盛り込んだ日本の提案を否決したのを受け、主催国で反捕鯨の立場を取るブラジル政府は「何千頭ものクジラの死を伴う、捕鯨の前進を防ぐことができた」と歓迎した。

 ブラジル外務省は日本がIWC脱退の可能性に言及したことについて、公式にはコメントしないとしている。

 ブラジル環境相の生物多様性担当長官は声明で、少なくとも次の総会まではクジラの保護が保証されたとする一方で「日本はIWCの方針に反して調査と称する捕鯨を行い、毎年千頭以上が死んでいる」と危機感を示した。日本は捕鯨再開のチャンスは少ないとみていたが、反対票が多く「予想以上の敗北だった」とも指摘した。(共同)