iPhone日本発売10年、スマホ先導 人気絶大の巨人、市場一変 (2/2ページ)

2008年6月、日本でiPhoneを扱うことが決まったソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)の孫正義社長(当時)とアップルのスティーブ・ジョブズCEO(当時)=米サンフランシスコ(共同)
2008年6月、日本でiPhoneを扱うことが決まったソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)の孫正義社長(当時)とアップルのスティーブ・ジョブズCEO(当時)=米サンフランシスコ(共同)【拡大】

 ただ最近は世界でのアイフォーン販売に陰りも見える。通信業界に詳しいMM総研の横田英明研究部長は「性能面で目立った進化を打ち出せなくなってきた」と指摘。その上で、20年ごろに実用化される第5世代(5G)移動通信システムが業界の勢力図を変える可能性があるとみる。

 5Gの通信速度は現行規格の100倍とされ、動画などが一層見やすくなりそうだ。「次の通信規格を使って新たな価値を示したスマホが覇権を握る」(横田氏)。近年は中国メーカーも急速に技術を向上させており、アップルの天下がどこまで続くかは見通せない。(東京、クパチーノ 共同)