ウーバーが狙う「空飛ぶタクシー」構想 “第2の革命”へ準備、23年にも事業化 (2/4ページ)

ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される離着陸「スカイポート」のイメージ(ウーバー提供)
ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される離着陸「スカイポート」のイメージ(ウーバー提供)【拡大】

  • 米ウーバーのシンポジウムで、「空飛ぶタクシー」の重要性を語るバーニー・ハーフォードCOO=8月30日、東京都港区
  • ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される機体のイメージ(ウーバー提供)

 ハーフォード氏は、世界的に都市部の人口増が加速するとの予測について「経済的なチャンスである一方、交通渋滞という大きな損失も懸念される」と指摘。渋滞を解消できる新しいモビリティー(乗り物)の必要性を訴えた。また、「インドのムンバイやニューデリーでは、何万人もの人が2時間以上かけて通勤している。これを短縮できれば家族と過ごしたり、仕事をしたりすることに時間を使える」と、具体的な事例を出して必要性を説明した。

 同社が標準モデルとしているeVTOLは時速150~200マイル(240~320キロ)。旅客機が高度約1万メートルの上空を飛ぶのに対し、高度300~600メートルを想定している。1回の充電で96キロ飛べるという。

 東京を中心に考えると神奈川、千葉、埼玉3県のほぼ全域をカバー。北関東の主要都市である宇都宮、水戸、高崎(群馬県)などとの間も結べる可能性があり、時速から単純計算すると、これらの各市と東京との間を20分程度で移動できることになる。

 eVTOLは4人乗りで、荷物を載せる広さもある。4つの電動プロペラで飛行し、垂直に離着陸できる。初期はパイロットが操縦するが、将来的には自動運転とする考えだ。

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