ウーバーが狙う「空飛ぶタクシー」構想 “第2の革命”へ準備、23年にも事業化 (3/4ページ)

ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される離着陸「スカイポート」のイメージ(ウーバー提供)
ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される離着陸「スカイポート」のイメージ(ウーバー提供)【拡大】

  • 米ウーバーのシンポジウムで、「空飛ぶタクシー」の重要性を語るバーニー・ハーフォードCOO=8月30日、東京都港区
  • ウーバーが準備を進める「空飛ぶタクシー」で使用される機体のイメージ(ウーバー提供)

 試験飛行開始は20年の予定。「23年までに3つの都市で飛ばす」(ウーバー関係者)という。米国のロサンゼルスとテキサス州での実施は決まっており、3番目の都市として日本、フランス、オーストラリア、インド、ブラジルの5カ国の中から選ぶ方向で検討している。

 道路整備より割安

 インフラの整備が課題だが、道路を張りめぐらせるよりは割安だというのがウーバーの主張。シンポジウムでは高速道路が建設される過程の動画まで流し、空飛ぶタクシーの方が割安と強調した。ビルの屋上に設置するスカイポートについて同社は、「必要なものだけを少ない面積に配置する」としており、既に最適なデザインや、コストを抑えられる設置手法を研究している。

 eVTOLはドローン(小型無人機)を、人が乗れるように大型化するイメージ。ウーバーは社外から調達する方針だが、ここ数年のドローンの進化をみると、実現可能性は十分ありそうだ。ただ、複数のeVTOLが同時に空を飛べば、ヘリコプターのように騒音の問題が起きる懸念もある。

 ■日本出遅れ…課題は規制改革

 さらに、規制の問題も簡単ではない。旅客機よりは高度が低いとはいえ、空を飛ぶ以上、事故が起きれば重大な結果につながりやすいからだ。

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