ローソン銀、コンビニで1000円投資信託を販売 「お客さまはこれから資産形成する年齢層が多い」

ローソン銀行の山下雅史社長=東京都品川区
ローソン銀行の山下雅史社長=東京都品川区【拡大】

 コンビニエンスストア大手ローソン子会社のローソン銀行の山下雅史社長は4日までにインタビューに応じ、客がローソン店頭で専用のプリペイドカードを購入する形で投資信託を販売する構想を明らかにした。1000円など小口から受け付け、買い物ついでの「チョイ投資」に誘導し、若年層などを囲い込む狙いだ。数年以内の実現を目指す。

 山下氏は「ローソンのお客さまはこれから資産形成をしていく年齢層が多い。お金のため方や投資のイントロダクション(手引き)役になりたい」と強調する。ローソン銀の小口投資で経験を積んでもらい、株式など、よりリスクとリターンが高い本格的な投資を志向する客は連携する地域金融機関を紹介する構想だ。

 顧客は購入後にスマートフォンのアプリなどで専用カードの情報を読み取り、画面に表示される重要事項を説明した書類を閲覧(電子交付)した上で、投資信託を購入する。選べる銘柄は日経平均株価などの指標に連動するような比較的単純で分かりやすい商品を想定。投資信託自体は運用会社が作り、ローソン銀は手数料を徴収する。

 顧客がATM(現金自動預払機)を使用する際に数万円程度の小口融資を行うことも検討する。口座資金の流れなど膨大なデータを融資審査に活用するとともに、給料日前など資金が必要なタイミングでローン利用を持ちかける。ローン債権は証券化し、低金利で投資先を求める地域金融機関に販売する計画だ。