ドイツ発のグループ購入保険「P2P」が脚光 インシュアテックの新潮流は日本にも (2/5ページ)

 利用者が支払った掛け金はフレンドシュアランスのグループ口座にプールされ、保険金請求があった際はまずそこから支払われる。足りない場合は同社が保険会社に請求をし、年末に余っているプール金があれば最大50%が購入者にキャッシュバック(割戻し)される。

利用者同士が手を組む保険(Friendsurance公式Facebookページより)

利用者同士が手を組む保険(Friendsurance公式Facebookページより)

◆P2P保険のメリットとデメリット

 元来コンサルタントや法律家など経歴の異なるフレンドシュアランスの4人の設立者が、「どうすれば掛け金を払うだけで保険料の請求をしない顧客がもう少し得をできるか」という疑問から想起したというP2P保険モデル。

 利用者にとっての利点は大きく3点。第一に保険料を安く抑えられること。従来の保険モデルでは利用者の手元に戻る額は平均で支払われた保険料の30%程度だが、フレンドシュアランスでは現時点で利用者の80%がキャッシュバックを受けているという。第二に、請求と保険金受取の手続きが簡易で迅速になること。請求はオンライン、保険金支払いの判断はAIが行うので、最短数分で保険金の受け取りが可能になる。また、保険商品の透明性が圧倒的に向上することも指摘されている。

デメリットは