シャープが首かけスピーカー投入 88グラムに軽量化

首にかける形式の「アクオスサウンドパートナー」。重量は約88グラムで軽量化を図っている=25日午前、大阪市北区(織田淳嗣撮影)
首にかける形式の「アクオスサウンドパートナー」。重量は約88グラムで軽量化を図っている=25日午前、大阪市北区(織田淳嗣撮影)【拡大】

 シャープは25日、首にかける形式のスピーカー「アクオスサウンドパートナー」を来月17日に発売すると発表した。周囲の音を遮らず、テレビやスマートフォンの音声が無線を通じて耳元で聞ける。同型式のスピーカーはシャープでは初投入。重量は約88グラムで、先行するソニーなど他社製品より軽量化に努めた。市場想定価格は税別1万4千円。ベトナムで月1万台を生産する。

 料理や掃除などの家事を行っているときにテレビやスマホの音声を聞きたい主婦や、テレビの音声が聞こえにくい高齢者が主な販売対象。スマホと連動し、かかってきた電話を受けてハンズフリー端末として使用できるほか、スマホの人工知能を呼び出すこともできる。

 国内のほか、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心に海外販売も計画している。