トヨタ世界販売、最高更新 上半期 中国で主力車好調

トヨタ自動車の元町工場=愛知県豊田市(ブルームバーグ)
トヨタ自動車の元町工場=愛知県豊田市(ブルームバーグ)【拡大】

 トヨタ自動車は29日、2018年度上半期(4~9月)の世界販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ合計)が前年同期比1.5%増の529万3000台となり、上半期として3年連続で過去最高を更新したと発表した。牽引(けんいん)役は中国事業で、昨秋投入した新型セダン「カムリ」をはじめ主力車が販売実績を順調に積み上げたことが寄与した。

 中国向けに日本から輸出する高級車「レクサス」も、中国政府が7月に輸入乗用車に対する関税を引き下げたことを追い風に販売を伸ばした。

 トヨタ単体でも世界販売が1.4%増の479万7000台と最高を達成。海外販売も2.5%増の405万6000台と最高を記録した。得意のハイブリッド車(HV)も欧州の需要を底堅く獲得したという。単体の国内生産は、北海道で起きた地震や台風21号が響いて工場を一時停止したため、2.8%減の149万3335台。国内販売も4.3%減の74万848台と低迷。「年内には生産の遅れを挽回したい」(トヨタ)という。

 一方、ホンダの海外販売は6月にメキシコ中部で起きた洪水で生産が滞った影響や米国事業の苦戦などで4%減の224万2000台。日産自動車の海外販売も前年同期を下回った。