年賀状離れ…活路は「大容量化」 プリンター各社の新製品、印刷コスト軽減 (2/2ページ)


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  • 大容量インクタンクを搭載したブラザー工業のプリンター(同社提供)

 「オフィス以外でも大容量モデルの人気が高まっている」と話すのは、「エコタンク」シリーズで先行するセイコーエプソンの担当者だ。今秋は、家庭のインテリアに合わせやすい白いボディーのA4判対応機(公式サイトでの本体価格4万1980円)を投入した。

 キヤノンはさらに、プリンターの使い道も広げる。9月発売の「ピクサス」シリーズ2機種(同3万880円、4万880円)はネイルシールの印刷に対応。「好みのデザインを作り、イベントなどでおそろいのネイルアートを楽しんで」と女性へアピールする。

 調査会社IDCジャパンの三谷智子リサーチマネージャーは「年賀状に代わる需要を創出するには、一覧性や確実な保存など『紙の優位性』を訴求することが必要だ」と指摘する。