三菱UFJと三井住友、大手2行がATM相互開放 19年度にも

 三菱UFJ銀行と三井住友銀行が現金自動預払機(ATM)を2019年度にも相互開放する方向で調整に入ったことが7日、分かった。当面は、商業施設や駅前など店舗外にある計2千数百カ所が対象。両行に口座を持つ利用者は、平日や日中は無料で現金を引き出せるなどATMを同じように使えるようになる。

 インターネットバンキングの普及で現金取引の縮小が見込まれる中、業務を効率化しATMの開発・管理コストを減らしたい考え。両行合わせて約2900カ所ある店外ATMのうち、近い場所にある数百カ所は廃止して効率化を進める。

 将来的には全国で計約1万4000台ある両行のATM全ての相互開放や、開発・管理の共通化も検討する。みずほ銀行は入出金や口座管理などを担う勘定系システムの移行を進めているため参加しないが、いずれは加わる可能性がある。

 超低金利下の厳しい経営環境で銀行間のATM相互開放は徐々に進んでいるものの、メガバンク同士では初めて。