ゼロックス買収計画「スタンス変えず」

 富士フイルムホールディングスの助野健児社長は7日の記者会見で、米事務機器大手ゼロックスの買収計画について「スタンスは一切変わっていない。(われわれの提案が)ベストなスキームだ」と述べ、買収額の引き上げなどに応じずに実現を目指す意向を示した。

 米ニューヨーク州高裁が10月に買収差し止めの仮処分を破棄したことは「リーズナブル(正当)な判決だ」と指摘した。ただ、ゼロックスは買収に反対の姿勢を崩しておらず、高裁の判決後も協議に大きな進展はない。

 富士フイルムが7日に発表した2018年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比1.3%減の1兆1727億円、最終利益は7.6%減の654億円だった。