【近ごろ都に流行るもの】効率的なスマート農業「都市型八百屋」でモリモリ野菜を (3/3ページ)

都市型八百屋の多店舗化を仕掛けるアグリゲートの左今克憲CEO。規格外の野菜も販売している=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」
都市型八百屋の多店舗化を仕掛けるアグリゲートの左今克憲CEO。規格外の野菜も販売している=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」【拡大】

  • 都市型八百屋の多店舗化を仕掛ける左今克憲CEO。手にするのは規格外のトマト=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」
  • 都市型八百屋の多店舗化を仕掛けるアグリゲートの左今克憲CEO。規格外の野菜も販売している=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」
  • 野菜料理が並ぶ夜のビュッフェ=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」
  • 野菜料理が並ぶ夜のビュッフェ
  • 傷が付いていても味に遜色のない規格外のりんご=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」
  • 弁当(550円~)、スムージーやスープ(200円)などテークアウトも野菜が充実=東京都港区の「旬八キッチン&テーブル」

 個人商店にとって厳しい時代が続いているが、「八百屋で起業することは、時代のニーズに応えること」との信念を持ち、3年前に八百屋起業塾「旬八大学」を開塾。卒業生は約500人にのぼり、起業のみならず、実家の八百屋を改革する跡取りも出てきている。

 ITやAI(人工知能)などの先端技術を活用して、農業の省力・高付加価値化を図る仕組みは近年「スマート農業」と呼ばれ、農林水産省でも技術事例をカタログ化してホームページで公開。普及を後押ししている。

 矢野経済研究所の調査によると、スマート農業の平成28年度の国内市場は前年度比7.2%増の104億2千万円。これが32年度に200億円を突破し、35年度には333億4千万円に迫ると予測しており、農産物の生産・流通の構造は大きな転換期を迎えている。

 その追い風は、健康寿命や美容を含めたクオリティー・オブ・ライフ意識の高まりだ。人々の野菜への渇望感は、もはや食欲レベルを超えているかも!?