【ワークスタイル最前線】ワークに加えライフも充実、NTT都市開発の「LIFORK」 (1/2ページ)

「LIFORK大手町」のラウンジ=東京・大手町
「LIFORK大手町」のラウンジ=東京・大手町【拡大】

 起業家の増加や働き方改革の普及で、首都圏などでシェアオフィスが増加の一途をたどっている。ワーク(仕事)をしやすくすることを重視したシェアオフィスが多い中、NTT都市開発が今春から始めた「LIFORK(リフォーク)」と名付けたシェアオフィス事業は、ワークに加えてライフ(生活)の充実も目指す異色のコンセプトを掲げる。現在、都内に3拠点(大手町、秋葉原、南青山)を開設したが、街の特性に合わせてサービスや設備を変えているのも特徴だ。働き方の選択肢が広がる中、シェアオフィスの多様化がますます進んでいきそうだ。

 東京・大手町駅に直結する「LIFORK大手町」の1階に足を踏み入れると、高級ホテルを思わせる広々としたラウンジが広がる。入り口の横には、自転車通勤者向けに24時間利用できるバイクポートがあり、その先にはシャワールームも完備。自転車通勤や皇居周りを走った後の汗が流せる。また、同じ1階にはNTT都市開発の子会社が運営する「ワイナkids大手町保育園」を併設し、子供を預けて安心して仕事に打ち込める環境も整えている。

 街に合わせ設備変更

 「LIFORKはLIFE(ライフ)とWORK(ワーク)を掛け合わせた造語。我々はシェアオフィス事業をやりたいと思って始めたわけではなく、街の活性化、価値向上という視点で考えた結果、新コンセプトのシェアオフィスに行き着いた」と商業事業部LIFORK担当の大崎貴浩氏は話す。

 近隣に大企業が林立するLIFORK大手町では、ワークスペースだけでなくバイクポートやシャワールームなどを整備。一方、スタートアップ企業が多いLIFORK秋葉原では、キッチンを併設して会員のコミュニケーションが図りやすいようにしたほか、1人から利用できるスモールオフィスも用意した。

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