外国人入社手続き、迅速にするシステム システム開発のアルカディア・イーエックスが販売開始 (1/2ページ)

タブレットを使った入社手続きのデータ入力。各店舗からオンラインで本部に送信する
タブレットを使った入社手続きのデータ入力。各店舗からオンラインで本部に送信する【拡大】

 小売り・飲食チェーン向けのシステム開発を手掛けるアルカディア・イーエックスは、外国人向けに特化した入社手続きシステムの販売を始めた。同システムは各自の在留資格を自動判別し、ウェブ上で書類を作成する。従来の手作業と比べて記入ミスや書類の間違いなどがなくなり、現場と管理部門の負担を大幅に軽減した。外国人労働者の割合が高い飲食、小売り、製造業、介護などへ向けて、2020年度中に50事業所への導入を計画している。

 外国人労働者の入社手続きは、各自の在留資格によって必要書類や労働条件などが異なるため作業が煩雑になり、総務・人事担当者の負担になっている。同システムは在留資格によって異なる必要書類を自動判別し、100種類以上のパターンに対応している。タブレット端末の画面に従って入力。各店舗で作業して本部へオンラインで送信する。従来は手作業で在留カードや各種証明書など、多くの書類のチェックをしていた上に、記入ミスや書類の不備による出し直しなどで、長くなると2週間かかっていた入社手続きを、1時間で終えることが可能になった。

 同システムは、大手飲食チェーンから依頼されたことをきっかけに開発。4000人の外国人を雇用している同社は毎月約300人の外国人の入社手続きをすべて手作業で行っていたが、システム化によって人事処理だけでなく、経理処理の迅速化も実現した。

 導入する企業ごとに、異なる書式にカスタマイズする。すでに外食産業などから10件以上の問い合わせが寄せられている。初期費用は162万円から。処理件数1件ごとに月額1080円が課金される。

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