セブン&アイHDなど野菜工場公開 天候影響受けずレタス供給

レタスを生産するプライムデリカの相模原ベジタブルプラント=28日、相模原市
レタスを生産するプライムデリカの相模原ベジタブルプラント=28日、相模原市【拡大】

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)と食料品製造のプライムデリカ(相模原市)は28日、レタスを生産する野菜工場を報道陣に公開した。天候などの影響を受けずに1日約300キロに上るレタスの生産が可能で、コンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパン向け商品の安定供給が実現する。

 プライムデリカはセブン向け専用工場である相模原第二工場(同)で総菜などを生産する。コンビニ商品の中でも野菜の需要が高まっていることを受け、安定供給を図るため野菜工場「相模原ベジタブルプラント」(延べ床面積約7872平方メートル)を、第二工場敷地内に建造した。投資額は約60億円。

 野菜工場で生産するレタスは種まきから育成、収穫までを一貫して行い38日間で収穫する。約2カ月かかる露地物のレタスに比べ大幅短縮となる。安川電機の自動化設備を導入し省人化を図ったほか、発光ダイオード(LED)による制御でレタスのビタミンC含有量の強化も可能にした。

 2020年春ごろに全面稼働し、1日約3トンのレタスの生産が可能となる見通し。今後はホウレンソウなどの栽培も手がける。

 同工場内で、会見したセブンの古屋一樹社長は「天候不順などに伴う供給不安が解消される」とメリットを強調した。